シュサン・トニャン
「いろは」センター会員
日本を発見した日…、母にねだって日本についての本を買ってもらった日…。日本人にはじめて会った時、嬉しさのあまり、つい涙を流した日…。日本語ではじめて漢字を書いた日…。どれもが、それほど昔の出来事ではないです。私の日本に対する関心が変わらなく、むしろ当時よりも強くなってきました。しかし、私の中で何かが変わりました。日本が近づいたように感じて、日本人と会うとき、嬉しい気持ちを涙ではなく、言葉で、大好きな日本語で表せるように、話せるようになったことです。毎日、皆と、日本語で話したいです。そして、それは大好きな「いろは」センターと先生たちのお陰です。
久美さんの指導のもと、みんなで「巾着ご飯」と「和風ドレッシング」を作りました。
私達は「いろは」センターでいつも色々な面白くて楽しいイベントを行っています。そして、毎回のイベントを楽しみながら、日本について新しいことを習います。例えば先日(3月8日)のイベントで、日本料理を作り、ひな祭りをしました。その日、フランスからアルメニアにいらした久美さんが「いろは」センターに遊びに来て頂き、日本の面白い料理を作って頂きました。私達は作り方をよく見て、それから自分たちの手で作ってみました。私は、久美さんの説明が少し解ることに気づいて、嬉しくなりました。
日本料理を美味しく頂いてから、皆でひな祭りに飾る雛人形を作りました。今回の雛人形は折り紙で作りました。折り紙は、日本だけでなく、世界にも広まっている、紙を折って作品をつくる日本の伝統芸術です。仕上げた雛人形を雛壇に飾りました。
明るくて温かい、そしてなにより「日本でいっぱい」の素晴らしい一日でした。